サヴァン症候群だといわれている有名人
サヴァン症候群だと騒がれる人の中には、曖昧な知識の拡散による間違った情報も多いですが、ここでは自身がサヴァン症候群であることを認め、さらに世界的に認められる能力を持っている(もっていた)人をご紹介します。
アロンソ・クレモンズ
アメリカの造形芸術家。幼いころ転落事故で頭をぶつけたことにより脳に損傷を受け、それ以降言葉を話すことが難しくなったものの、それと同時期から一瞬見たもの(動物など)を粘土などですぐに造ることができる能力が現れるようになったと言われています。
デレク・アマート
アメリカ人のピアニスト。40歳の時に浅いプールに落ち、頭を強打したことにより〝記憶障害〟と〝難聴〟を発症したが、その日の夜から突然ピアノが弾けるようになったと言われています。また彼によると一度弾いた曲をいつでも正確に思い出せるといいます。
マット・サベージ
アメリカ人のジャズピアニスト。3才のころに広汎性発達障害と診断され、幼少時代は人に触れられるのを極端に嫌い、また音楽に対してまったく興味いがなかったものの、6才になって突然ピアノへの興味を示し、1年でクラシックピアノをマスターした後ジャズの才能に目覚めました。並み外れたジャズピアノの能力が認められるようになり、7歳にして世界的ピアノメーカーの〝ベーゼンドルファー〟と契約したという経歴をもっています。
山下清
日本人画家。直感像記憶の能力があり、旅先でみた風景などを記憶だけで絵画にする能力があったと伝えられています。2歳のころに重い消化不良を患い、生死をさまよいましたが、それがきっかけで脳にダメージをうけ、言語障害を発症しました。12才のころに〝ちぎり絵〟と出会い非凡な絵の才能を開花させたと言われています。
ヘンリエット・セス
ハンガリー人の詩人、芸術家。幼少期から自閉症を患い、それと同時に視覚障害や骨盤臓器脱などを患っていたため、小学校入ることすら出来なかったと言われています。幼いころからフルートやコントラバスなどを習っていましたが、18の時に文学コンクールで入賞、20歳のときに国際的な文学コンクールで1位を受賞したのをきっかけに、文学的才能が開花したと言われてます。彼女の書いたベストセラーである自伝は文学的にすばらしいだけでなく、サヴァン症候群について解明するための多くの糸口が含まれていることから、多くの脳科学者や研究者の関心を集めています。
