人とのコミュニケーションが苦手
サヴァン症候群の人の多くは自閉症を患っていて、人とのコミュニケーションがとても苦手、または全くコミュニケーションが取れないこともあり、軽度の自閉症の場合は親しい人とのみ話すことができますが、学校や公共の場、仕事場など、親しくない人の中ではほとんど話すことができないという特徴があります。
重度の自閉症の場合は親しい人とのコミュニケーションも難しく、言葉自体を全く発さないこともあり、自分の気に入らないことがあると、ヒステリックをおこして叫んだり暴れたりする、などの症状がみられます。
脳に損傷がある
サヴァン症候群の直接的な原因と考えられるのが脳の損傷で、これによって運動能力や身体能力が通常よりも低いことが特徴です。
特に左脳の損傷が大きいと、日常的な動作(靴下をはく、ボタンをとめる、歯を磨く)を自ら行えない場合も多く、日常生活をするためには動作をサポートする人が常に付き添うことが必要となります。
自分の能力を下げることができない
自分の記憶を忠実に再現することに長けている能力をもつサヴァン症候群の人の場合、記憶した情報を少し変えて再現する、というようなことが出来ないと言われています。
つまり、普通の人ならば絵を描く際、例えば〝富士山を描く〟という場合、細部が曖昧でもなんとなく富士山らしくなるように自分流にアレンジして描く、ということが出来るわけですが、サヴァン症候群の人の場合は記憶した景色を正確に描くことはできても記憶を自分流にアレンジして描く、ということは出来ないといわれています。
自分の興味のあることにしか反応しない
言葉が話せても、自分の興味のある時にしか反応しない(できない)、というのも特徴の一つです。
周りの人がどんなに懸命にはなしかけても、それが自分の興味の持てないことだと全く無反応であるということも多いようです。逆に興味のあることが見つかった時には周りの反応に関係なく、そのことについて話続ける、というのもサヴァン症候群の人の特徴です。
場の雰囲気などを察知できない
他人への関心がうすい、空気がよめない、というのもサヴァン症候群の人の大きな特徴です。
例えば、自分の目の前にいる人が、どう思っているか、どんなことを話すべきか、などを考えることができず、人の会話に対してまったく脈絡のない話をすることなどが多いため、特に学校などに通っている場合はそれが原因で孤立してしまうことも多いと報告されています。
